キヲク

もうすぐ　ある記憶の日が来る
あたしなりに思うところがあって
いろいろ当たって　調べてた
ある方も何かと手を尽くしてくれて
結果的には芳しいものではなかったけれど
その厚意に　すごく感謝してる

止められなかった出来事
消えてしまった温もり
最後に遺してくれた言葉
彼の声を思い出すだけで涙が出る
知り合ってから　ほんの短い時間だったけど
あたしにとっては　大事な時間だったよ
真夜中に電話したよね
眠れるまで話そうってメールもしたよね
その記憶は　今でも鮮明に残ってる

今　彼を覚えてる人が　どれだけ居るんだろう
あたしは　お墓参りにすら行けてない
「友達」って　「仲間」って
いったい何なんだろう
切なすぎる